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矢の原湿原に植えられてしまった睡蓮の駆除

先日は、福島大学の生物多様性保全研究室の皆さんが泊まりに来てくれました。

今回は、矢ノ原湿原の調査と睡蓮の駆除とのことで、

外での活動を終えて夕食時は、とある宿でほっと一息。

睡蓮の駆除と聞くとびっくりする方も多いと思いますが、

昭和村は何年か前から、(私が知る限り7、8年前にはすでに)写真好きな観光客が、写真が映えるからと勝手に矢ノ原湿原に植えてしまったものが、大量に増えて湿原の植生が乱れて来てしまっているそうです。

それを体力勝負で駆除していただけるとは、本当に有難いことです。

矢の原湿原は、村の人にはあまりにも身近な存在で、私にとっても他の湿原とどういった部分が違うのか、を説明しづらかったのですが、今回いい機会をいただき教えていただきました。

湿原は日本で2番目に古いと言われていて、40種類以上のトンボも確認されています。大変珍しい「マダラナニワトンボ」も見られるそうですが、それだけ多様な生き物がいるということは、そこに生えている草花も、鳥たちも、多様なものがあるということ。

それだけでも魅力的な場所なんですが、

尾瀬や駒止湿原で見られる高層湿原植物が

車で降りてすぐの散策ルートで見られるというのが、

他の湿原とは異なる特徴だそうです。

例えばですが、少しバリアフリー区域を作れば、

ワタスゲやミツガシワなどが車椅子の方やお年寄りでも楽しめる場所になるということですね。

湿原は大抵、長く歩かないと見られない場所にあるので、

それってとっても珍しいことなんですって。

近年、紅葉の時期やその他の時期など、写真好きの方々が

湿原に入って三脚を入れたり、よそから来た人が盗掘を行ったり、という話も聞きます。

県の自然環境保全地域でもある湿原。ルール守って皆んなが楽しめる場所になったらいいなと思います。

お泊まりがご縁で、昭和村の魅力を色々教えて頂き本当にありがとうございました!!

お愛宕さま参りと花嫁さん

とある宿のある小中津川集落では

2月24日と6月24日は【お愛宕様の日】といって

みんなで愛宕山の上にあるお堂にお参りに行く日なのです。

2月は集落の方も高齢者が増えて、上まで登る方も減って来てしまいましたが、6月は参加者も多く緑豊かで、愛宕山から見える小中津川集落の赤い屋根が並ぶ景色も絶景です。

愛宕山はその昔、狼煙台に使われていたこともあり、狼煙をあげなくなった今は火の神さまとして集落を守ってくれています。

愛宕さまの日は 5円玉を持って、お堂にある5円玉と交換します

その5円玉を火の元(昔は囲炉裏やカマドの近く)に飾るのです。

愛宕山は、とある宿から麓まで歩いて5分。頂上まで15分くらい。おススメの散策ポイントです。

そして、

この日は本当におめでたいことに、

いつも一緒にイベントを企画する仲間の結婚式がとある宿の後ろにある【気多神社】で行われました。滅多に見られないうえに、小さい頃からこの集落で育った花嫁さんに、集落のお母さんがたも我が子のような気持ちで見守ってました。はあ、素敵だったなあ。おめでとうおめでとうー。

只見線の旅をして、奥地の昭和村まで行く旅。

先週末のお泊まりさんは、只見線旅をしたくって、昭和村の【からむし織】にも興味があって、<全国ゲストハウスガイド> https://www.amazon.co.jp/dp/4408337161/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_t5dmBb2PENX05

を見てたら、とある宿を見つけたよーという方が来てくださいました。この本、図書館などにおいてあるんですね。

織物の話や民泊の話などなどいろいろ聞いて、

お泊りさんから新しい情報や知らない世界の事を教えてもらって、やっぱりゲストハウスって楽しいなあ。と思った夜でした。

またのお越しをお待ちしていますねーっ!!

菖蒲湯

6月18日月曜日は 旧暦で5月5日でした。

外を散歩していると、ご近所さんが「菖蒲もってる?」

と言ってわけてくれました。

昔は難避けに家や小屋の四隅に菖蒲とヨモギを指したんですって。今は茅葺にトタンを被せていてさせないので屋根の一部にさしているそう。

西暦の5月5日では菖蒲がまだそだっていないから、

やっぱり旧暦で考えていかないとね、とご近所さん。

「難避けになるからね、こうやって結んでお風呂に入れて入ってね。いい香りするでしょう」

と言って結んでくれました。

旧暦で農作業を決めたり、大切な日は日のいい日をえらんだり。

昔ながらの暦が残ってるっていいですねー。

世界最小クラスのハッチョウトンボに会いにー矢の原湿原ー

晴れたので、久しぶりの【矢の原湿原】散策に行ってきました。

とある宿から車で10分のところにある日本で2番目に古いとされている湿原です。

矢の原湿原は、珍しい希少なトンボがいる場所でもあるのです。

世界最小クラスのトンボ《ハッチョウトンボ》がいるとはきいていたものの、ちゃんと探したことないなあ、ということでいざ散策!

会えたらいいな、と思って歩いていたら、まさかの木道脇に発見!小さいサイズも可愛いけど真っ赤な色がまたステキ★その大きさは大体親指にのるくらいのサイズです。

矢の原湿原は、駐車場に車を停めてか散策するとだいたい1時間くらいのコース。途中、《代官清水》という名のスッキリとした旨さの湧き水が湧いています。蕎麦打ちや珈琲のためにくみに来る人がたくさんいる場所なのです。他の場所の湧き水と飲み比べもいいかも。(とある宿の湧き水も矢の原方面から湧でています)

清々しい気候の中、緑に囲まれて散策は気持ちいですね。

昭和村の空気の美味しさ感じます。

昭和村にお越しの際は是非 散策にお出かけくださいね♪

玄米珈琲づくりしています。

やっとこ納品♪

あるじは、ちょこちょことティシャツや小物など、昭和村のお土産になりそうなものをと考えて[道の駅からむし織の里しょうわ]に出品させてもらっています。

その一つが、【玄米珈琲】

コーヒーも好きなんですが、妊婦中や授乳中はあまり飲めないのもあって、もっぱら穀物や玄米でできたものを飲んでいました。

なかでも玄米珈琲は作れることもあって、結構飲んでましたね。

普通のコーヒーは暖かいものを飲んでも体があまり温まった感じがしないんですが、玄米珈琲はポカポカ感じます。

カップに大さじ1くらい入れてお湯を注いで飲むのものいいんですが、私は材料を小鍋でグラっと煮立たせて、黒糖入れたり豆乳入れたり。すりゴマを入れるのもの美味しいですよ。

玄米があれば自宅でも焙煎できるのでおススメです♪

地域に根ざしたゲストハウスで親近感わきました♪

昨日は、遠く長野の天龍村からゲストハウス【満月屋】さんを営むオーナーさん一家が遊びにきてくれました♪

人口が昭和村と同じくらいの山奥の村で同じようにゲストハウスを運営して、同じ年の赤ちゃんもいて、いろんな共通点を感じつつ、どっぷりと地域につかったスタイルがとっても魅力的でした。祭りの話、面白かったなあ。いつか満月屋さん泊りに行きたいな。またゆっくり、お話ししましょう♪本当にありがとうございました!!

https://www.facebook.com/%E6%BA%80%E6%9C%88%E5%B1%8B-%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9-617875554953398/

http://tenryumangetsuya.wixsite.com/mangetsuya

泊まる人あれば旅立つ鳥ありですね。

今週末は、山登り好きリピーターさんや、海にも空にも行きたい活発さんや、昭和村の深〜いとこまで楽しみに来てくれた久しぶりのお泊りさんで、懐かしい話やら最近の話題やらで濃い夜になりました。

皆さん、いつも本当にありがとうございます(^O^)

感謝感謝。

朝、玄関の外でヒナたちがいよいよ飛び立つ練習!

飛んで行っちゃったかと思ったら、巣に戻ってエサを待っていました。飛び立つのを見るのは7年ぶり。嬉しい毎日です。

芍薬の花

とある宿の庭に毎年咲く 芍薬の花の配色が好みです。

同じ時期に青紫色のルピナスも沢山咲いて、

ツバメの子供達は大きく育っていて、

短なところで生き生きを感じます。